「ニッチな業界だから、人気がない…」
「求人媒体の知見が無くて、なかなか応募が集まらない…」
消費者向けのサービス・商品を扱う企業ならいざ知らず、知名度が低い業界の企業はどうすれば採用できるのか。
そう頭を悩ませている採用担当者も多いのではないでしょうか。
東京都品川区にある、創業50年の老舗建設会社「美鈴工業株式会社」様。
土木工事や産業廃棄物の収集運搬といった、一般的には知られていないビジネスを展開している会社です。
「求人サイトを試してみたけど、応募が入らなくて…」
当初は、大多数の中小企業と同じ悩みを抱えていた同社。
採用代行を使うことで、ドライバー・配車担当の採用に成功しました。
今回は、美鈴工業で採用を担当する金山直美(かなやまなおみ)様に、ミズサキを導入する以前の課題から、具体的な改善・成果までの過程を伺いました。
深刻な人手不足とこれまでの採用活動
遠藤 金山様、本日はお時間をいただきありがとうございます。
まずは美鈴工業株式会社様の概要をお聞かせいただけますか?
金山様 はい、こちらこそよろしくお願いします。
美鈴工業は創業50年の建設会社。従業員は40名ほどで、土木工事や解体工事のほか、産業廃棄物の収集を行っています。

美鈴工業株式会社様の事務所外観
遠藤 ありがとうございます。創業当初は、国鉄(現JR)からの工事を請けていたんですよね?
金山様 そうです!よくご存じで。現在は、大手ゼネコンや道路会社からのご依頼が主な事業です。
遠藤 ありがとうございます。それでは、今回募集した職種について教えてください。
金山様 今回募集したのは、配車担当の事務職と、ダンプドライバーでした。
配車担当は、前々から体制を強化したいと考えていて、できれば若年層で未経験の方をイチから丁寧に育てようと思っていました。
ダンプドライバーは、仕事の依頼が増加していたこともあって、ドライバーの皆さんの負担をできるだけ小さくするために増員した。という経緯です。
遠藤 最初にお打ち合わせしたとき、「社員のために」と強く仰っていたのが印象に残っています。
お問い合わせいただいたとき、何を課題に感じていらっしゃいましたか?
金山様 最も課題意識が強かったのは、母集団形成の難しさです。
この業界はニッチで知名度が低くて、求職者の方に見つけてもらいにくい状況でした。
Indeed、求人ボックス、ハローワークを自分で運用していましたが、応募数は少なく、質もなかなか上がらなかったですね。
遠藤 求人サイト運用の中でも、Indeedや求人ボックスはかなり手間がかかる媒体ですからね……
他の業務も兼任されていると伺っていましたので、成果が出なかったのも無理はないと思います。
金山様 そうですね……
他社の求人を参考に福利厚生を魅力的に見せたり、仕事内容を具体的に書いたりと、自分なりに、求人原稿の作成や分析も行っていましたが、「本当に効果が出ているのか」がわかりにくくて、限界を感じていました。
ドライバー不足は業界全体の課題でもあり、「入ってきてくれる分だけ良い」と目標人数をあえて決めずに募集を続けていたほどです。
ミズサキとの出会いと採用課題の整理
遠藤 そんな中、ミズサキの採用代行サービスを導入されたきっかけは何だったのでしょうか?
金山様 採用代行に限らず、採用コンサルや人材紹介も検討していました。
その中で、ミズサキさんは成果報酬型でしかも人材紹介よりもかなり低価格という点に興味を持ちました。
以前、求人媒体に広告費をかけても効果が出なかった経験があったので、採用が決まるまで費用が発生しないという点が非常に魅力的でしたね。
遠藤 求人媒体は、掲載費用が先払いなので、特に知名度が低い業界やそもそもの求職者数が少ない職種は、採用企業側にとってリスクが大きすぎる。
反対に、人材紹介は成果報酬型であっても、手数料が高すぎますよね。
金山様 まさにその通りですね。
あとは、初めて打ち合わせをしたときに、「パート・アルバイト採用だと割高になる可能性がある」といった注意点も正直に教えてくださって、「こんなに誠実に言ってくれるんだ」と驚きました。
まだ契約すると決まっていなかったのに、Indeedの検索ロジックの具体的なアドバイスもいただいたり、サービス提供範囲外でもいろいろ助けていただきました。
遠藤 ありがとうございます。この話を聞くのは初めてで、率直に嬉しいです。
そして、最終的にミズサキが支援に入らせていただくことになり、まずは美鈴工業様が抱えていた採用課題をもとに、4つの改善施策を進めました。
- 効果的な求人サイトの検証
- 採用ページの構築
- 安心感の訴求
- 強みのある条件の整理・押し出し
この4つについて金山様はどのように感じられましたか?
金山様 はい、とても的確だったと思います。
特に求人サイトの検証を行えたのは大きかったです。
もともと、「効果がある媒体がわかっていない」状況だったところを、一気に掲載媒体を拡大して、それぞれの効果を見ていただきました。
遠藤 「最適な求人サイトが見つかる」というのは、採用代行サービスを使うメリットのひとつです。
中小企業の場合、採用担当者がひとりで求人サイトを管理していることが多く、導入→掲載→検証→改善のサイクルを回しづらいんですよね。
しかも、採用以外の業務も兼務していることがほとんど。
金山様 たしかに。私もひとりで管理しているのでわかります。
あの媒体数を見るのは正直難しいですよね。
遠藤 反対に、私たちは採用のことだけ考えていて、他の企業様で採用代行もしているので、様々な成功パターンが蓄積されています。
そのいくつかのパターンの中で検証していくので、採用担当者が自分でやるよりも成功までが早いんです。
金山様 掲載までスムーズだったので、これは自分一人ではできないな、と思ってました。
安心感と強みを前面に押し出した求人設計
遠藤 求人票を強化するにあたり、まず「大手ゼネコンや道路会社との安定取引」「創業50年の老舗企業」「平均勤続10年以上」といった、安定感を前面に押し出す方針を取りました。
金山様 求職者に対し「安心して長く働ける企業」というイメージを作れたと思います。
ヒアリングしていただくうちに、職種ごとの訴求ポイントも明確になっていきました。
遠藤 ありがとうございます。
配車担当事務職は「未経験の方もイチから丁寧に育てます」「組織の要となる配車管理部門の体制強化」という点を前面に出して、現場のドライバーさんたちを支える大事な役割だと伝わるメッセージに仕上げることを意識しました。
ダンプドライバーについては、「ご依頼は増加傾向にあり、ドライバーの働きやすさをさらに向上させるための増員」という募集背景をストレートに伝え、日勤中心で安定した働き方ができるイメージを出す工夫をしました。
金山様 遠藤さんからの提案を受け、安心感を明確に打ち出せたのは大きかったです。
配車担当についても、現場のドライバーを支える大事な役割というメッセージで安心して応募いただけるように仕上げていただきました。
ダンプドライバーも安定した働き方ができるイメージをしっかり伝えられたと思います。

美鈴工業株式会社のドライバー社員様。ドライバー不足が業界全体の課題となっている中で、安心感という強みを打ち出した求人原稿を作成。
遠藤 採用ページの作成でも、求職者目線の情報設計を意識しました。
金山様のご感想はいかがでしたか?
金山様 採用ページが充実したことで、求職者の方が会社のことをより深く理解できるようになったと思います。
遠藤さんから「採用ページの内容が充実していないと応募は増えづらい」と聞いて、「確かに自分だったら企業のサイトまで調べに行くよな」と思いました。
そういえば、採用ページの作成は特に費用かかってませんでしたが、あれは無料で良かったんですか?笑
遠藤 もちろん大丈夫です!
ミズサキが採用ページの情報を無料で作るのは、そのほうが採用に繋がって、結果的に費用対効果が高いから、なので。
金山様 良かったです(笑)
採用ページが充実したことで、今まで自分で運用していた求人サイトからも応募が入りやすくなりましたね。
結果的にそこからも採用できるようになりました。
導入後の成果と変化
遠藤 それでは、実際にサービスを導入されてからの成果についてお聞かせください。
金山様 はい。配車担当事務職については、求人を公開した後、比較的早い段階で応募が入り、予定人数の採用が決まりました。求職者の方から「会社の安定性や長く働けそうな雰囲気が伝わってきた」とおっしゃっていただいたのが印象的です。
ダンプドライバーについては、求人ボックスを中心に応募が徐々に増え、充足に至りました。
ミズサキさん経由でも応募が入っていましたが、結局自社で運用していた求人ボックスで採用になりました。

美鈴工業株式会社様の事務所の様子。配車担当の方は早々に入社決定しました。
遠藤 金山様ご自身の実感として、導入前後でどのような変化を感じられましたか?
金山様 以前は自分で求人媒体を運用しながら、応募が来るたびに一喜一憂するような状況でした。
でもミズサキさんに複数媒体の同時運用を任せられたことで、私自身は面接に集中できるようになりました。成果報酬型だからこそ、無駄な広告費を気にせずに済んだのも助かりましたね。
また、遠藤さんからいただいたアドバイスを実践する中で、Indeedの更新タイミングや記事の見せ方など、自社で継続的に活用できるノウハウも蓄積できました。
外部に頼りきりではなく、「自走できる採用力」が少しずつ身についてきた実感があります。
今後の展望と採用への思い
遠藤 今後の方針や、社員の皆さんへの思いについてもお聞かせいただけますか。
金山様 はい。今回の採用で新しく仲間が加わり、今はドライバー・配車担当のどちらも募集を終えました。
ですが、採用できて終わりではなく、これからも「安心して長く働ける企業」であり続けたい。入社してくれた方が「ここで働いてよかった」と思える環境を、採用活動を通じてさらに整えていきたいですね。
遠藤 金山様の採用に対する熱意がとても伝わってきます。
最後に、この記事を読んでいる採用担当者の方々へメッセージをお願いできますか。
金山様 知名度が低くても、諦めずに自社の強みをしっかり言語化することが大事だと思います。
実は多くの会社が持っている「安心材料」を、求職者目線で伝える工夫をしてみてください。
私たちもミズサキさんの支援を受けて実感したように、成果報酬型で伴走してくれるサービスを上手に活用するのも一つの手です。
人手不足は厳しいですが、諦めずに取り組めば道は開けると思います。
取材後記
美鈴工業株式会社の金山様は、採用担当として自ら求人原稿を作成・分析し、現場の課題を深く理解した上で柔軟な採用方針を推進されている、まさに「採用のプロ」でした。
インタビューを通じて印象的だったのは、遠藤からの提案に対する前向きな姿勢です。
知名度が高くないニッチな業界であるにもかかわらず、「大手ゼネコンとの安定取引」「創業50年の老舗」「平均勤続10年以上」という強みを丁寧に言語化し、求職者に「安心感」を届ける求人設計へシフトしたことが、短期間での充足につながりました。
ミズサキ株式会社では、今後も美鈴工業様の成長を採用面で支え続けるとともに、同様の課題を抱える中小建設業の皆さまに対して、成果報酬型ならではの「無駄のない伴走型支援」を提供してまいります。
自社の強みを正しく伝えることで、採用は必ず変わります。美鈴工業株式会社の取り組みが、同じように人手不足に悩む多くの企業にとって希望となれば幸いです。