「26卒の採用、今からですか? 正直、今年はもう諦めた方がいいかもしれません」
世間一般の採用コンサルタントなら、そう口を揃える時期でしょう。
カレンダーの日付は、2025年9月中旬。
多くの企業が内定式を目前に控え、就職活動という市場が店じまいを始めようとしていた頃です。
今回は、システム開発・DX支援を行う株式会社ネクシスソリューションズ代表の清澤様にお話を伺いました。
IT人材の獲得競争が激化する中、あまりにも遅すぎたスタート。
しかし、弊社の新卒採用支援をご利用いただいてから、その状況は一変します。
「攻めのスカウト」と「カジュアル面談」という武器を手に、年度内で目標人数である2名の採用を達成。しかも、妥協なき素晴らしい人材との巡り合いでした。
「あの時、動き出していなかったらと思うとゾッとします」
そう笑顔で語る清澤様。
常識を覆す逆転採用の裏側には、緻密な戦略と、学生の心を動かす"熱"がありました。
9月からの快進撃に、ミズサキ株式会社代表の藤村が迫ります。
ITの力で、顧客の「次」を創る。技術力と人間力を兼ね備えたプロ集団

藤村:本日はお忙しい中、ありがとうございます。まずは改めて、ネクシスソリューションズ様の事業と、大切にされている想いについてお聞かせください。

清澤様:私たちは、「ITの力で、お客様の次の(Next)システム(System)を創る」をミッションに、システム開発やDX支援を行っています。
ただシステムを作るだけではなく、お客様のビジネスを深く理解し、「本当に必要な解決策は何か」を共に考える。技術力はもちろんですが、私たちはそれ以上に「対話」や「人間力」を大切にしている会社です。

藤村:なるほど。単なる開発屋ではなく、ビジネスパートナーとしての立ち位置ですね。だからこそ、採用においても「技術への関心」だけでなく「人柄」や「コミュニケーション能力」も求められる。ハードルは決して低くないはずです。

清澤様:おっしゃる通りです。エンジニアとしての素養があり、かつ私たちの理念に共感してくれる「いい人」を採用したい。しかし、大手企業ですらIT人材の確保に苦戦する中、知名度のない私たちが選ばれるのは至難の業です。
しかも今回は、さらに大きな壁が立ちはだかっていました。
26卒採用を、2025年9月中旬からスタート。「残っている学生なんていない」という不安
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藤村:ご相談いただいたのが、2025年の9月中旬でしたね。一般的な新卒採用スケジュールで言えば、終盤戦といったところです。当時の心境はいかがでしたか?

清澤様: 正直に言えば、「もう無理かもしれない」という諦めが半分ありました。
周りの経営者仲間からは「もう内定式だよ」なんて話が聞こえてくる。そんな時期に、私たちはまだ内定者が0でしたから。
「今から本格的に動き出しても、優秀な学生はもう残っていないんじゃないか」
「大手に行けなかった学生の受け皿になるしかないのか」
そんなネガティブな想像ばかりが膨らんでいました。でも、事業拡大のためにはどうしても新しい風を入れたい。焦りと不安の中で、ミズサキさんに声をかけさせてもらいました。

藤村:最初に面談をした時、清澤様が「でも、質は落としたくないんです」と力強くおっしゃったのを覚えています。時期が遅いからといって、「誰でもいい」とはならなかった。その覚悟に、私も火がつきました。

清澤様: 藤村さんが「9月は終わりじゃないです。むしろ、ここからが本当のマッチングの始まりですよ」と言い切ってくれた時、目の前の霧が晴れたような気がしましたね。

藤村:ありがとうございます!不安になる気持ちも分かります。一般的には(26卒であれば)早い学生は2024年の夏ごろには動き出しています。インターンの施策等を使って24年の夏からアプローチしている企業さんも多い。そしてボリュームが出てくるのは24年の冬~25年6月にかけて。企業説明会の解禁や選考開始日をめがけて応募が増えていきますからね。

清澤様:そうなんですよね。その時期に体制としてまだ本格的に動けていなかった。25年の6月には大手企業の面接が始まり、就活を終える学生も相当数いますよね。
あとは10月に行う内定式までグリップしていくという周りが多い中での、9月スタート......

藤村:ただ、この時期はこの時期なりの戦いがありますから、悲観することはありませんでした。
待ちの姿勢を捨て、「攻め」に転じる。スカウト媒体の活用戦略

藤村:9月頃の学生の動きとしては、3種類アプローチができます。
①「今ある内定先に不安がある層」
②「就活開始が遅れて継続している層」
③「大学院進学を考えていた、または公務員試験に挑戦していた層」

清澤様: はい。藤村さんと話し合って、この中からターゲットを、①と②に絞りました。

藤村:そうでしたね。既にあった求人掲載については、学生が二次的に情報を取得できるように、採用ページとして情報を追加。なるべく学生の疑問点が残らないように作りこみました。
そして、清澤様にもご協力いただき、社員写真を撮影。学生にとって将来の仲間になる先輩社員を見せることができるよう整えました。
その上で、私たちが提案したのが、待ちの採用(求人掲載)ではなく、攻めの採用(ダイレクトリクルーティング)でした。「OfferBox」と「dodaキャンパス」というスカウト媒体の導入です。

清澤様:これまでもスカウトを使用したことがありましたが、その活用も基本的に待ちの方法。お気に入り登録した方から応募が来るのを待っていました。最初は「こちらからスカウトを送って本当に読んでくれるのか?」と半信半疑でしたが、ミズサキさんのサポートが凄まじかった(笑)
ターゲットを基にスカウト文を作りこみ、反応を見ながら修正していく。そして、とにかくとりこぼしのないようにスカウト送り切る。
「量と質を両立させる」という藤村さんの言葉通り、戦略的にターゲットを絞り込み、魂を込めたスカウトを送り続けてもらいました。

藤村:ネクシスソリューションズ様の魅力は、未経験からでもプロになれる研修体制と、清澤様をはじめとする社員の温かさです。その魅力が、時期遅れの就活で不安を感じている学生には必ず刺さると確信していました。
「選考」ではなく「対話」を。カジュアル面談が生んだ効果

藤村:そしてもう一つ、選考フローに大きな変更を加えましたね。「カジュアル面談」の導入です。

清澤様: これも大きかったと思います。
これまでは「書類選考→面接」という堅苦しいフローでしたが、藤村さんのアドバイスで、まずは「お互いを知る場」としてカジュアル面談(会社の説明やキャリア相談を行う)を挟むことにしました。


藤村:9月以降に活動している学生は、「内定がない」という焦りや、「本当にこの会社でいいのか」という迷いを持っています。また、内定辞退をして再就活をしている優秀層も一定数います。
そんな彼らにいきなり「選考に来て!」と迫っても、心のシャッターを下ろされてしまいます。

清澤様: 実際にやっていただいて驚きました。カジュアル面談だと、学生さんが本当にリラックスして本音を話してくれるんですよね。

藤村:そうなんです。
「実はプログラミングに挫折しかけていて…」とか「会社の雰囲気が分からなくて怖くて…」といった不安を受け止め、ネクシスソリューションズさんがどうサポートできるかを丁寧に伝えることができました。
すると、カジュアル面談の最後には「ぜひ選考に進ませてください!」と、学生の方から熱望されるケースが相次ぎました。
スカウト受諾のハードルが下がり、学生の懸念点の払拭やキャリアイメージの形成に繋がりました。そして学生の将来と会社の将来のリンクする部分を、感じ取ってもらえるようになったんです。

清澤様: ミズサキさんにはこうしたカジュアル面談や応募者への連絡、日程調整もサポートいただき、スピード感を落とさずに進められたのも大きかったですね。
ターゲット通りの2名を採用。「遅いスタート」が「運命の出会い」に変わった

藤村:結果として、時期としては遅いスタートだったにも関わらず、一定数の応募を確保し、年度内に目標だった2名の採用を達成されました。おめでとうございます。

清澤様:ありがとうございます。しかも、妥協して採用した2名ではありません。
「この子なら将来のネクシスを任せられる」と心から思える、ターゲット通りの素晴らしい人材です。
もしあの時、「時期が遅いから」と諦めていたら、彼らと出会うことはありませんでした。
ミズサキさんが、私たちの会社の魅力を言語化し、それを求めている学生に「スカウト」という手紙で届け、そして「カジュアル面談」という対話の場で結びつけてくれたおかげです。

藤村:そう言っていただけて光栄です。
最後に、採用に悩む経営者の方へメッセージをお願いします。

清澤様:採用に「手遅れ」はない、と伝えたいです。
もちろん早いに越したことはないですが、正しい戦略と、自社の魅力を伝える情熱があれば、時期に関係なく良い出会いは必ずあります。
ただ、それを自社だけでやるのは難しい。客観的に自社の強みを見つけ出し、伴走してくれるプロの存在が必要です。
ミズサキさんは、単なる代行業者ではなく、共に悩み、共に戦ってくれるパートナーです。
「今年も採用できなかった…」とため息をつく前に、ぜひ一度相談してみてください。景色が変わるはずです。

藤村:清澤様、本日はお話をありがとうございました。お二人の新入社員が入社し、さらに成長していくネクシスソリューションズ様を、これからも全力でサポートさせていただきます。
後記
9月中旬、採用市場では遅いスタートとなったネクシスソリューションズ様の挑戦。
しかし、蓋を開けてみれば、そこには「自分に合う会社を真剣に探し続けている」学生たちがいました。
勝因は「スカウト」と「カジュアル面談」という、相手に歩み寄る手法を徹底したこと。
採用はタイミングですが、そのタイミングを「運命」に変えるのは、企業の熱意と戦略なのだと改めて教えられました。
採用時期や手法でお悩みの企業様、ぜひミズサキにご相談ください。
ミズサキへのご相談はこちら↓
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