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成果報酬型の採用支援とは?料金からサービス比較、失敗しない選び方までプロが徹底解説

  • 公開日:2025/07/29
  • 更新日:2025/07/30

 

高い広告費を払って求人サイトに掲載したのに、応募はたったの数件
しかも、自社にマッチした人材ではなかった…

採用担当は自分ひとりで、スカウトの送信や営業担当者との連絡など、日々の業務に追われてしまう
本来やるべき、採用戦略の見直しや、候補者との密なコミュニケーションに時間を割けない…

良い人材がいれば採用したい。
でも、いつ採用できるか分からないのに、月額のサービス費用を払い続けるのは経営的に厳しい

これらは私たちミズサキ株式会社が、経営者様や採用担当者様から毎日のようにお伺いする、採用現場の切実な声です。

限られたリソースの中で、企業の未来を担う優秀な人材を確保すること。
それは単なる人事課題ではなく、最重要の経営課題と言っても過言ではありません。

 

こうした根深い課題を解決する強力な一手となるのが「成果報酬型」の採用支援サービスです。

成果報酬型のサービスは、採用が成功して初めて費用が発生するため、無駄なコストを削減できる合理的な仕組みです。
しかし、その実態は「人材紹介(エージェント)」だけにとどまらず、多岐にわたるサービスが存在し、それぞれに一長一短があります

「手数料が高すぎて費用対効果が合わなかった」
「結局、自社にノウハウが何も残らなかった」

安易に選んでしまうと、このような失敗に繋がりかねません。

 

そこで、中小企業の採用支援を専門とする私たちミズサキ株式会社が、成果報酬型の採用サービスについて徹底的に解説します。

  1. 成果報酬型と固定費型の本質的な違い
  2. 人材紹介、採用代行(RPO)など、各サービスの詳細な仕組みと費用相場
  3. 中小企業が陥りがちな失敗パターンと、その回避策
  4. 自社の課題に合った「本当に効く」サービスの選び方

この記事を通して、貴社が取るべき具体的な次の一手が見えている状態になることをお約束します。

 

藤村俊太郎
この記事を書いた人
藤村俊太郎

愛知県知多市出身。愛知県立明和高校→慶應義塾大学卒業。高卒採用・大卒採用・中途採用のプロフェッショナル。年間4,000件以上の採用をマッチングさせる転職サービスの開発・運用を経験。自社採用部署における、新卒採用の立ち上げ・採用広報部署の立ち上げ・社員定着戦略/仕組みの構築を行う。採用戦略の構築とインハウス化が得意。

ミズサキの採用支援サービスの詳細はこちら

成果報酬型採用支援の「本当の意味」を理解する

まず、採用戦略を考える上で基本となる「成果報酬型」の概念と、対極にある「固定費型」との違いを理解しましょう。

成果報酬型とは?~リスクを誰が負うのか~

成果報酬型の採用支援とは、その名の通り「採用の成功」という定義された成果の発生をもって、初めて費用(報酬)が発生する料金体系のサービスを指します。

ここでのポイントは、「採用の成功」の定義がサービス提供会社によって異なる点です。

  • 内定承諾時点: 候補者が内定通知に対して正式に承諾の意思を示したタイミング
  • 入社予定日時点: 実際に入社する日が確定したタイミング
  • 入社から一定期間経過後: 入社後、試用期間終了時や1ヶ月後など、定着を確認したタイミング

「採用の成功」の定義はサービスによって様々

いずれにせよ、採用に至るまでのプロセス(求人広告の掲載、スカウト活動、面接調整など)において費用が発生することはなく、採用が成功しなかった場合のリスクは、原則としてサービス提供会社が100%負うことになります。

これは、採用活動における「不確実性」という最大のリスクを、企業側からサービス提供者側へ移転させるモデルであると言えます。

固定費型との本質的な違いと比較

採用支援の成果報酬型ではないモデルが「固定費型」です。
両者の違いを比較することで、それぞれの本質が見えてきます。

比較項目

成果報酬型

固定費型

料金発生のタイミング

採用成功時
(内定承諾、入社など)

契約開始時、サービス利用期間中
(月額、掲載期間など)

料金体系の例

・採用決定者の理論年収の25%
・採用1名あたり50万円の定額

・月額40万円のコンサルティング料
・求人広告の掲載料(4週間で30万円など)

初期費用

原則0円

発生する場合が多い

リスクの所在

サービス提供者 ⇒ 採用できなければ売上ゼロ

企業 ⇒ 採用できなくても費用は発生

サービス提供者の
インセンティブ

「採用実現」という結果を出すこと

「活動量」や「プロセスの提供」を行うこと

費用対効果(ROI)

明確で、測定しやすい

採用人数によって変動し、測定が難しい場合がある

1人あたりの採用単価

高くなる傾向がある

採用人数が多ければ安くなる可能性がある

向いている企業

・採用リスクを極限まで抑えたい
・採用人数が1~数名と限定的
・ニッチな職種で募集期間が読めない
・初めて外部サービスを利用する

・年間数十名単位の大量採用を計画
・継続的に複数ポジションで採用活動を行う
・採用プロセスを内製化する体力がある

固定費型の求人広告や採用コンサルティングは、採用というゴールに至るまでの「プロセス」や「活動の場」を提供することに価値を置いています。
一方、成果報酬型は「採用決定」という一点の結果に価値を置いており、その結果に対するコミットメントが非常に強いのが特徴です。

この違いを理解することが、自社の状況に合わせた最適な選択をするための第一歩となります。

【詳細解説】4つの主要な成果報酬型サービスとその実態

「成果報酬型」と一括りにされがちですが、そのサービス形態は様々です。
ここでは代表的な4つの種類を、それぞれの費用相場や実態を交えながら詳しく解説します。

人材紹介(転職エージェント)

人材紹介イメージ

最も歴史があり、広く認知されている成果報酬型サービスです。
会社としてはリクルートエージェント、マイナビエージェント、パソナキャリアなどが挙げられます。


 人材紹介の仕組み

人材紹介会社(エージェント)が自社で抱える転職希望者のデータベースから、企業の採用要件(スキル、経験、人物像など)に合致する候補者をピンポイントで探し出し、紹介します。

企業は、紹介された候補者と面接を行い、採用が決定した場合にのみ、成功報酬を支払います。

人材紹介の仕組み


 人材紹介の費用相場

採用が決定した候補者の「理論年収」の20%~35%が一般的です。「理論年収」とは、基本給×12ヶ月分に、想定される賞与や固定手当を加算した金額を指します。

例えば、理論年収600万円の人材を採用した場合、120万円~210万円の手数料が発生します。


 人材紹介のメリット

効率性

自社で母集団形成を行う必要がなく、エージェントによってスクリーニングされた、採用要件に近い候補者とだけ会うことができます。

非公開求人

新規事業の立ち上げメンバーや役員クラスの採用など、競合他社や社内に公にしたくない採用活動を、水面下で進めることが可能です。

第三者の介在

候補者への魅力付けや、直接は聞きにくい年収交渉などをエージェントが代行してくれるため、コミュニケーションが円滑に進む場合があります。

 

 人材紹介のデメリットと注意点

1.高額な採用単価
最もコストが高くなる手法です。複数名の採用を検討している場合、予算を大きく圧迫する可能性があります。

2.候補者の限定性
紹介されるのは、あくまでそのエージェントに登録している転職希望者に限られます。
そのため、本当に市場にいるベストな人材に出会えているとは限りません。

3.エージェントへの依存
紹介を待つだけの受け身の姿勢になりがちで、自社に採用ノウハウが蓄積されにくい構造です。

成果報酬型求人サイト

成果報酬型求人サイトのイメージ

求人広告媒体の中でも、リスクを抑えて利用できる料金プランです。
業種、職種に特化した求人サイトで成果報酬型のものは多くみられます。


 成果報酬型求人サイトの仕組み

初期費用や掲載費用が無料で求人情報を掲載でき、成果に応じて費用が発生します。
成果の定義は主に2種類あります。

1.応募課金型
求職者から1件の「応募」があるごとに費用が発生(例:1応募あたり5,000円~15,000円)。

2.採用課金型
応募者の中から採用が決定した時点で費用が発生(例:1採用あたり20万円~100万円)。

成果報酬型求人サイトの仕組み


 成果報酬型求人サイトの費用相場

職種や採用難易度によって大きく変動します。
一般的に、採用課金型の方が1件あたりの単価は高くなります。

また、採用課金型の求人サイトでは、一般的に人材紹介サービスよりも費用が低いことが多いため、採用コスト削減を重視する企業に好まれる傾向にあるサービスです。


 成果報酬型求人サイトのメリット

手軽さ

初期費用ゼロで始められるため、求人広告の「掛け捨て」リスクを完全に排除できます。

幅広いリーチ

大手媒体であれば、多くの求職者の目に触れる機会があります。

人材紹介に比べて低コスト

採用課金型では、人材紹介よりも低い料金設定になっているケースが多く、手数料を抑えることができます。

 

成果報酬型求人サイトのデメリットと注意点

1.応募の質の問題(応募課金型)
応募課金型の場合、明らかに要件を満たさない応募や、とりあえず応募してみたといった意欲の低い応募でも費用が発生するため、結果的にコストパフォーマンスが悪くなることがあります。

2.採用工数の増大
応募者対応から面接設定、合否連絡まで、選考プロセスは全て自社で行う必要があります。
応募が増えれば増えるほど、担当者の負担は増大します。

3.採用報告の義務(採用課金型)
採用課金型の場合、採用事実を媒体側に正確に報告する義務があり、これを怠るとペナルティが発生することもあります。

採用代行(RPO)の成果報酬プラン

採用代行の成果報酬プランのイメージ

近年、中小企業から注目を集めている、人材紹介と採用代行の「良いとこ取り」とも言えるサービスです。
ミズサキの成果報酬型採用支援はこの部類に入ります。


 成果報酬型の採用代行(RPO)の仕組み

採用代行(RPO = Recruitment Process Outsourcing)とは、採用のプロが、企業の人事・採用担当者に代わって採用業務の一部または全てを請け負うサービスです。

成果報酬型RPOの仕組み

従来は月額固定費型が主流でしたが、初期費用・月額費用を一切必要としない「完全成果報酬型」のプランを提供する企業が登場しています。人材紹介と異なり、特定のデータベースに依存せず、複数の求人媒体やダイレクトリクルーティング(スカウト)媒体を駆使して、能動的に候補者を探し出します。


 成果報酬型の採用代行(RPO)の費用相場

採用が決定した際に、理論年収の20%~30%程度、もしくは一人当たり数十万円~の定額報酬が発生します。
人材紹介よりも安価に設定されているケースが多く見られます。


 成果報酬型の採用代行(RPO)のメリット

コストパフォーマンス

人材紹介よりも低い手数料で、採用のプロによる能動的な母集団形成(スカウト活動など)を依頼できます。

幅広いアプローチ

複数の媒体を横断して候補者を探すため、転職市場にいるあらゆる層(転職顕在層~潜在層)にリーチでき、出会いの機会を最大化できます。

採用力の向上

採用活動の主体はあくまで自社にあります。RPO会社と伴走しながら採用を進めることで、効果的な求人票の書き方やスカウト文面、市場動向といったノウハウが社内に蓄積され、将来的な自社の採用力強化に繋がります。

工数削減

面倒なスカウト送信や応募者対応、面接調整などを全て任せられるため、担当者は面接などのコア業務に集中できます。

 

成果報酬型の採用代行(RPO)のデメリットと注意点

1.サービス品質のばらつき
RPOは提供会社によって得意な領域や担当者のスキルに大きな差があります。
見極めが非常に重要です。

2.業務範囲の確認
どこからどこまでを代行してくれるのか、契約前に詳細に確認する必要があります。
たとえばスカウトであれば「スカウトのリストアップまで」なのか「送信まで行う」のかで、自社の工数は大きく変わります。

リファラル採用支援サービス

リファラル採用支援サービスのイメージ

社員の個人的な繋がりを活用する「リファラル採用」を仕組み化し、促進するサービスです。


 リファラル採用支援サービスの仕組み

社員が友人・知人を紹介しやすくなるための専用プラットフォームやツールを提供。
そのプラットフォーム経由で採用が決定した場合に、サービス利用料として手数料が発生するモデルが主流です。


リファラル採用支援サービスの費用相場

採用決定時に数十万円程度の成果報酬がかかるモデルや、月額数万円のツール利用料+インセンティブというモデルなど様々です。


リファラル採用支援サービスのメリット

高いマッチング精度と定着率

 社員が自社の文化や働き方を理解した上で紹介するため、カルチャーフィットしやすく、入社後のミスマッチが起こりにくい傾向にあります。結果として定着率も高くなります。

低コスト

他の採用手法に比べて、一人当たりの採用単価を大幅に抑えることが可能です。

 

リファラル採用支援サービスのデメリットと注意点

1.不安定な採用チャネル
社員の人脈に完全に依存するため、「今月3名採用したい」といった計画的な採用には不向きです。
あくまで補助的な採用チャネルと位置づけるのが現実的です。

2.制度設計と文化醸成が必要
導入するだけでは機能しません。紹介してくれた社員へのインセンティブ設計や、全社を巻き込んだ協力体制の構築など、活性化させるための地道な努力が不可欠です。

メリット・デメリットの深層~なぜ成果報酬型は機能するのか?~

成果報酬型サービスのメリット・デメリットを、より深く、その背景にある心理まで踏み込んで考察してみましょう。

メリットの深層

1.キャッシュフローを守る「究極のリスクヘッジ」

中小企業にとって、キャッシュフローは生命線です。
固定費型の採用費は、売上や利益の発生前にキャッシュが先に出ていく「先行投資」であり、特に採用活動が長期化した場合、経営を圧迫する要因となり得ます。
成果報酬型は、この先行投資リスクを完全に排除します。「人材の入社」という将来の利益に繋がる確実なイベントが発生した後にのみコストを支払うため、極めて健全なキャッシュフロー経営を実現できます。

2.「結果への共同責任」が生む強固なパートナーシップ

サービス提供者も、成果を出さなければ1円にもなりません。
この「採用を成功させなければならない」という強いインセンティブが、彼らを単なる業者から「採用成功」という共通のゴールを目指すパートナーへと変えます。
企業側も「この人に任せておけば大丈夫」と丸投げするのではなく、「どうすればこのパートナーが動きやすくなるか」「自社の魅力をどう伝えれば武器になるか」を真剣に考えるようになり、結果として両者の間に強固な信頼関係が築かれます。

3.自社では届かない領域への「扉」を開く

自社の採用活動だけでは、どうしてもアプローチできる範囲に限界があります。
特に、まだ積極的に転職活動をしていない「転職潜在層」にはなかなかリーチできません。
成果報酬型のサービス、特に人材紹介や採用代行(RPO)は、こうした潜在層にアプローチするための独自のノウハウやチャネルを持っています。
彼らの力を借りることは、これまで出会えなかった優秀な人材との出会いの「扉」を開くことに他なりません。

デメリットの本質と克服法

1.「高単価」という価格設定の裏側

成果報酬型、特に人材紹介の手数料が高額なのは、サービス提供者側が「採用に至らなかった案件のコスト」も全て負担しているためです。
1件の採用成功の裏には、多くの不採用案件が存在します。そのリスクプレミアムが価格に上乗せされているのです。
この構造を理解した上で、よりコストパフォーマンスの高い成果報酬型RPOを検討する、あるいは複数の採用チャネルを組み合わせてリスクを分散するといった対策が有効です。


2.「ノウハウが蓄積されない」という落とし穴の回避策

これは、企業側の関わり方次第で180度変わります。
サービスを「ブラックボックス」にせず、積極的に中身を可視化させることが重要です。

  • 定例ミーティングの実施: 週に1度、月に1度など、定期的に進捗報告会を設定する。
  • 活動レポートの提出依頼: 「今週何件スカウトを送り、反応率は何%だったか」「どの媒体で、どんなキーワードが有効だったか」など、具体的な数値データと考察を共有してもらう。
  • 「なぜ?」を問う: 「なぜこの候補者にアプローチしたのですか?」「なぜこの求人票の訴求が響いたと考えますか?」と理由を問い、思考プロセスを学ぶ。
このように能動的に関わることで、サービス利用期間そのものを「採用のOJT期間」とすることができ、デメリットをメリットに転換できます。

3.「ミスマッチ」はなぜ起こるのか?

ミスマッチの最大の原因は、企業とサービス提供者間の「情報格差」です。
企業側が自社の魅力や求める人物像を言語化しきれていなかったり、サービス提供者がそれを正しく理解していなかったりする場合に発生します。
これを防ぐには、契約前のキックオフミーティングで、スキルや経験といった「形式知」だけでなく、社風や価値観、働きがいといった「暗黙知」まで、時間をかけて徹底的にすり合わせることが不可欠です。

【実践ガイド】失敗しない!成果報酬型サービスの戦略的選び方

ここまでの内容を踏まえ、自社に最適なサービスを戦略的に選ぶための具体的な4つのステップをご紹介します。

 

Point 1:自社の「採用課題」を診断・特定する

まずは、以下の診断リストで自社の課題がどこにあるのかを明確にしましょう。

 認知・母集団形成フェーズの課題

  • 求人票を掲載しても応募がほとんど来ない。
  • 自社の知名度が低く、候補者に興味を持ってもらえない。
  • そもそも、どこで募集すれば良いのか分からない。
⇒推奨サービス:採用代行(RPO)、成果報酬型求人サイト

採用工数・リソースフェーズの課題

  • 採用担当者が一人(または兼務)で、手が回らない。
  • スカウト送信や日程調整などのノンコア業務に時間を取られすぎている。
  • 採用活動のせいで、本来のコア業務が疎かになっている。
⇒推奨サービス:採用代行(RPO)

質・マッチングフェーズの課題

  • 応募は来るが、求めるスキルや経験を持つ人材がいない。
  • 面接での見極めに自信がなく、入社後のミスマッチが不安。
  • 専門性が高い職種で、自社では候補者を探しきれない。
⇒推奨サービス:人材紹介、採用代行(RPO)

複数の課題を抱えている場合、それらを包括的に解決できる採用代行(RPO)が有力な選択肢となります。

Point 2:契約前に必ず確認すべきチェックリスト

魅力的なサービスに見えても、契約内容の確認を怠ってはいけません。以下の項目は必ず書面で確認しましょう。

  • 成果の定義と発生タイミング: 「内定承諾」か「入社日」か「入社後一定期間経過時点」か?認識のズレはトラブルの元です。

  • 報酬の計算方法: 理論年収の定義(賞与、手当の範囲)、最低報酬額の有無。

  • 返金規定: 採用者が自己都合で早期退職した場合の返金ルール(例:1ヶ月以内の退職で80%返金など)。この規定が手厚いほど、マッチングに自信があるサービスと言えます。

  • 業務範囲の明記: どこからどこまでをやってくれるのか。「求人媒体導入」「求人票作成」「スカウト文面作成・送信」「日程調整」「合否連絡代行」など、具体的なタスクレベルで確認しましょう。

  • 禁止事項・違約金: 直接契約の禁止(中抜き防止)など、自社にとって不利益な条項がないかを確認します。

Point 3:「人」を見る~最高のパートナーを見極める3つの質問~

最終的に成果を左右するのは、サービスそのものよりも「担当者」の質です。
初回の商談で、以下の3つの質問を投げかけてみてください。

  1. 「弊社の業界(職種)の採用市場は、今どのような状況ですか?競合他社はどのような動きをしていますか?」
    → 業界への知見や情報収集能力、マクロな視点を持っているかを見極めます。

  2. 「弊社の魅力は何だと思いますか?それを、候補者にどのように伝えますか?」
    → 短時間で企業の本質的な魅力を掴み、言語化する能力があるかを確認します。

  3. 「もし採用がうまくいかなかった場合、次にどのような手を打ちますか?」
    → 成功パターンだけでなく、失敗を想定した上での引き出しの多さ、課題解決能力を測ります。

これらの質問に、具体的かつ説得力のある答えが返ってくる担当者は、信頼できるパートナーになる可能性が高いでしょう。

Point 4:「人材紹介」 vs 「採用代行(RPO)」~中小企業が選ぶべきは?~

成果報酬型を検討する際、多くの中小企業が「人材紹介」か、それ以外かで悩まれます。
ここで両者の違いを改めて整理し、どちらが自社に適しているかを判断しましょう。

観点

人材紹介(エージェント)

成果報酬型 採用代行(RPO)

コスト

高い(年収の30-35%)

比較的安い(年収の20-30% or 定額)

アプローチ範囲

限定的(エージェントの登録者のみ)

広い(複数媒体を横断、潜在層にもアプローチ)

採用の主体性

エージェントに依存(受け身)

自社が主体(能動的)

ノウハウ蓄積

されにくい

されやすい(伴走型)

業務工数

削減できる(面接に集中)

大幅に削減できる(コア業務に集中)

おすすめのケース

・役員クラスの極秘採用
・専門性、スキルの高い人材の採用
・1名のみのピンポイント採用

・コストを抑えつつプロに任せたい
・採用工数を抜本的に削減したい
・将来的な自社の採用力を高めたい

結論として、コストを抑えつつ、採用の主導権を握り、将来的な資産となるノウハウも蓄積したいと考える中小企業にとって、成果報酬型の採用代行(RPO)は極めて合理的な選択肢であると言えます。

【まとめ】採用の悩み、その全てをミズサキ株式会社が「完全成果報酬型」で解決します

この記事では、成果報酬型の採用支援について、その本質から具体的なサービス内容、そして失敗しないための戦略的な選び方まで、網羅的に解説してきました。

採用コストの無駄をなくし、リスクを最小限に抑える成果報酬型サービスは、中小企業にとって救世主となり得る存在です。
しかし、その一方で「手数料が高い」「ノウハウが残らない」「結局、工数が減らない」といった新たな壁にぶつかる可能性があることも、ご理解いただけたかと思います。

「掛け捨てのリスクはゼロにしたい。プロの力も借りたい。でも、コストはできるだけ抑えたい。採用業務の負担も根本からなくしたい。そして何より、この機会に自社の採用力を本気で強化したい…」

もし、貴社がこのような切実な願いをお持ちであれば、その全てを解決できる唯一の選択肢が、私たちミズサキ株式会社のサービスです。


ミズサキ株式会社が提供する「成果報酬型 採用支援」

私たちは、単なる人材紹介会社でも、単なる採用代行業者でもありません。
貴社の「採用部門」そのものとして、採用成功という結果にコミットする、初期費用・月額費用0円の「完全成果報酬型」採用パートナーです。
1人目50万円~70万円、2人目以降30万円/人で承っています。

  1. 究極のリスクゼロ【完全成果報酬型】
    記事中で解説した通り、採用が成功するまで費用は一切いただきません。
    求人票のブラッシュアップ、毎日のスカウト送信、応募者との細やかなやり取り…
    これら採用成功に必要な全ての活動コストは、私たちが負担します。
    貴社は安心して、最高の結果だけをお待ちいただけます。

  2. 貴社の”採用担当”として【採用業務をまるごと代行】
    「人材紹介」のように候補者を待つのではなく、私たちが貴社の採用担当者として、あらゆる採用チャネルを駆使して能動的に候補者を探し出します。
    戦略立案から、膨大な工数がかかるスカウト業務、面接調整まで一気通貫で代行。
    貴社は「面接」という最も重要なコア業務に100%集中できます。

  3. ノウハウが資産になる【伴走型支援】
    私たちは「丸投げ」を良しとしません。
    ご依頼いただいた場合には採用戦略構築から行います。
    これは将来的な採用の内製化までを弊社がゴールに見据えているためです。
    また、定例ミーティングでは、採用市場の最新動向、効果が出たスカウト文面の共有、面接での見極めポイントのレクチャーなどを徹底的に行います。
    サービス利用期間が終わる頃には、貴社の中に「勝てる採用の型」という無形の資産が残ります。

特に、全国的に採用難易度が高まっている「ドライバー職」については、業界の慣習や求職者のインサイトを熟知した専門チームによる、ドライバー特化型の採用支援サービスもご提供しており、多くの企業様から高い評価をいただいております。

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私たちがどう貢献できるか、具体的な成功イメージと共に、誠心誠意ご提案させていただきます。

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この記事では、中小企業の採用支援を専門とするミズサキ株式会社が、 採用支援の成果報酬型と固定費型の本質的な違い 人材紹介、採用代行(RPO)など、各サービスの仕組みと費用相場 中小企業が陥りがちな失敗パターンと、その回避策 自社の課題に合った「本当に効く」サービスの選び方 などを分かりやすく徹底解説します。

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