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【2025年度版】地域別最低賃金の解説

【2025年度版】地域別最低賃金の解説
  • 公開日:2024/09/02
  • 更新日:2025/09/12
藤村俊太郎
この記事を書いた人
藤村俊太郎

愛知県知多市出身。愛知県立明和高校→慶應義塾大学卒業。高卒採用・大卒採用・中途採用のプロフェッショナル。年間4,000件以上の採用をマッチングさせる転職サービスの開発・運用を経験。自社採用部署における、新卒採用の立ち上げ・採用広報部署の立ち上げ・社員定着戦略/仕組みの構築を行う。採用戦略の構築とインハウス化が得意。

2025年度版の最低賃金について、2025年9月に厚労省より全ての都道府県で地域別最低賃金の答申がなされた発表がありました。
今回は求人票作成時に考慮すべき、最新の2025年度地域別最低賃金について解説します。

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最低賃金平均額は前年度から約66円引上げとなる1,121円

地域別最低賃金平均額について、2025年は2024年に比べ、約66円引上げとなる1,121円となりました。
最低賃金の上げ幅の目安は63円です。

これは、各地方最低賃金審議会が調査・審議して答申した結果によるものです。
答申された改定額は、所定の手続きを経た上で、2025年10月1日から2026年3月31日までの間に順次発効される予定です。

2025年度版の最低賃金改定のポイント

2025年度版の最低賃金についてのポイントは下記の通り。

・47都道府県で、63円~82円の引上げ

・改定額の全国加重平均額は1,121円(昨年度1,055円)で約66円の引き上げ                 

・全国加重平均額66円の引上げは、1978年に目安制度が始まって以降最高額

・最高額(東京1,226円)に対する最低額(高知・宮崎・沖縄1,023円)の比率は、83.4%(昨年度は81.8%)

・全都道府県で最低賃金は1,000円以上に

2025年度版 最新の地域別最低賃金の表

都道府県

最低賃金

北海道 1,075円

青森県

1,029円
岩手県 1,031円
宮城県 1,038円
秋田県 1,031円
山形県 1,032円
福島県

1,033円

茨城県 1,074円
栃木県 1,068円
群馬県

1,063円

埼玉県 1,141円
千葉県 1,140円
東京都 1,226円
神奈川県 1,225円
新潟県 1,050円

富山県

1,062円
石川県 1,054円
福井県 1,053円
山梨県 1,052円
長野県 1,061円
岐阜県 1,065円
静岡県

1,097円

愛知県 1,140円
三重県 1,087円
滋賀県 1,080円
京都府 1,122円
大阪府 1,177円
兵庫県 1,116円
奈良県 1,051円
和歌山県 1,045円
鳥取県 1,030円
島根県 1,033円
岡山県 1,047円
広島県

1,085円

山口県 1,043円
徳島県 1,046円
香川県 1,036円
愛媛県 1,033円
高知県 1,023円
福岡県 1,057円
佐賀県 1,030円
長崎県 1,031円
熊本県 1,034円
大分県 1,035円
宮崎県 1,023円
鹿児島県 1,026円
沖縄県 1,023円

10月以降、この答申結果のまま各地域で発効されれば、表の最低賃金以上の時給、給与とする必要があります。
求人原稿作成時には特に注意して計算し表記をするようにしましょう。

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