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【2024年度版】地域別最低賃金の解説

最新!2024年度版│地域別最低賃金の解説
  • 公開日:2024/09/02
  • 更新日:2024/10/19
藤村俊太郎
この記事を書いた人
藤村俊太郎

愛知県知多市出身。愛知県立明和高校→慶應義塾大学卒業。高卒採用・大卒採用・中途採用のプロフェッショナル。年間5000件以上の採用をマッチングさせる転職サービスの開発・運用を経験。自社採用部署における、新卒採用の立ち上げ・採用広報部署の立ち上げ・社員定着戦略/仕組みの構築を行う。採用戦略の構築とインハウス化が得意。

2024年度版の最低賃金について、2024年8月末に厚労省より全ての都道府県で地域別最低賃金の答申がなされた発表がありました。
今回は高卒採用の求人票作成時に考慮すべき、最新の2024年度地域別最低賃金について解説します。

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最低賃金平均額は前年度から約51円引上げとなる1,055円

地域別最低賃金平均額は2024年は2023年に比べ、約51円引上げとなる1,055円となりました。
最低賃金の上げ幅の目安は50円です。

これは、各地方最低賃金審議会が調査・審議して答申した結果によるものです。
答申された改定額は、所定の手続きを経た上で、10月1日から11月1日までの間に順次発効される予定です。

2024年度版の最低賃金改定のポイント

2024年度版の最低賃金についてのポイントは下記の通り。

・47都道府県で、50円~84円の引上げ

・改定額の全国加重平均額は1,055円(昨年度1,004円)で約51の引き上げ                 

・全国加重平均額51円の引上げは、1978年に目安制度が始まって以降最高額

・最高額(東京1,163円)に対する最低額(秋田951円)の比率は、81.8%(昨年度は80.2%)

2024年度版 最新の地域別最低賃金の表

都道府県

最低賃金

北海道 1,010円

青森県

953円
岩手県 952円
宮城県 973円
秋田県 951円
山形県 955円
福島県

955円

茨城県 1,005円
栃木県 1,004円
群馬県

985円

埼玉県 1,078円
千葉県 1,076円
東京都 1,163円
神奈川県 1,162円
新潟県 985円

富山県

998円
石川県 984円
福井県 984円
山梨県 988円
長野県 998円
岐阜県 1,001円
静岡県

1,034円

愛知県 1,077円
三重県 1,023円
滋賀県 1,017円
京都府 1,058円
大阪府 1,114円
兵庫県 1,052円
奈良県 986円
和歌山県 980円
鳥取県 957円
島根県 962円
岡山県 982円
広島県

1,020円

山口県 979円
徳島県 980円
香川県 970円
愛媛県 956円
高知県 952円
福岡県 992円
佐賀県 956円
長崎県 953円
熊本県 952円
大分県 954円
宮崎県 952円
鹿児島県 953円
沖縄県 952円

10月以降、この答申結果のまま各地域で発効されれば、表の最低賃金以上の時給、給与とする必要があります。
高校新卒の求人原稿作成時には特に注意して計算し表記をするようにしましょう。

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